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電源は相性や規格の不統一といった問題が起きにくい

パソコンを自作するにあたって、電源に気を遣う人は少ないかもしれません。と言うのは、相性問題は比較的発生しにくいパーツですし、CPUやメモリなどと違い、取りつけられるマザーボードの種類が決まっているということもないからです。10年前に発売された電源を現在主流のマザーボードに取りつけても、反対に今、売られている電源を10年前のマザーボードに取りつけても、おそらく問題は出ないでしょう。

少ない容量の電源で高性能のPCを動かすのは危険

ただ、だからといってPC用の電源ならなんでも大丈夫というわけにはいきません。なぜなら、電源には容量があるからです。もし、高性能のCPUやビデオカードが搭載されているパソコンを容量の低い電源で動かそうとすると、起動とシャットダウンを繰り返したり、使っている途中でブルースクリーンが表示されたりするなど、不安定な状態になってしまう可能性が高いです。電気を食う高性能のパソコンを作りたいのであれば、それに見合った容量の電源を用意する必要があります。

自作するPCの性能に合った電源を選ぶには

自作する予定のパソコンがどれくらいの電気を消費するのか、実は簡単にわかる方法があります。それは、電源容量計算サービスを使うというものです。CPUはこれ、ハードディスクは何台という風にパーツを選択していくと、トータルで何ワットの電気が必要なのか表示されます。この数字を元にすれば最適な電源を見つけられますが、一つ注意しなければならないのは表示されたワット数の二倍の容量を持つ電源を選ぶという点です。例えば、消費電力が250Wと出たら500Wの電源を選びましょう。消費電力と電源の容量が同じだと、電源には常に100%の負荷がかかり、寿命が短くなるからです。

プリント基板設計を行う場合、回路図を入力したあとにネットリストのフォーマットに載せて、回路図に間違いがないかをチェックすることが可能です。